11月15日 関東実生会

東京支部の展示会&関東実生会に園主とは別にプライベートで観に行ってきました。
書きたいことが山ほどあるので、時間軸に沿って分けて書こうと思います。
まずは土曜日に行われた関東実生会の展示会から。
いわき市の熊谷善幸さん作出の縞羅紗と千代田羅紗です。
今年の春330種で万年青の勉強を始めた時、千代田羅紗の作出者の欄がほとんど熊谷さんの名前であることに驚き、その後、色々な方からのお話や、過去の会報の文章などから熊谷さんの実生家としての実績の凄さを知っていたのですが、今回は念願叶って直接挨拶することができました。
そして、当園の掲示板などでお馴染みのハンドルネーム「小豆沢さん」もご一緒におられて「ブログ見てるよ」という嬉しいお言葉をいただきました!
次はお二方とも是非お棚に伺って実生の「み」の字から教えて頂きたいです。

生意気ですが、他の熊谷さんの千代田羅紗2本も自分なりに解説しちゃいます。

力和型。葉肉があって押し潰したような二面竜が下の葉に見えます。
このタイプの千代田羅紗は他にはあまりないと思います。
紺覆輪が回ればまた違うイメージになるのでしょうか。
これは紺覆輪が回っています。
熨斗だけで余計な葉芸もないので千代田斑がより一層綺麗に見えます。
千代田系は全面に総雅糸竜が出ると表面が真っ青になって「裏観(うらみ)の松」になってしまうので『吉光の松』のように葉先まで通らないような上品な絹雅糸竜か、もしくは無いほうがむしろ良いようです。

会長の三澤さんとも色々とお話をすることができました。
関東実生会があれだけ盛り上がっているのには驚きました。
長野も、若い方がどんどん参加して、今後もっと盛り上がって大会でも実生会が大きなウェイトを占められるようになれば面白いだろうなー、と思います。
三河もそうでしたが、やはり他県の実生家の方が持参して展示したがるような実生会というのは本当に素晴らしいです。
長野にはベテランの実力ある実生家の方が沢山おられるので、私自身も早く実力をつけて、協力できるようになって素晴らしい実生会を開きたいです。

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