11月27日 全国大会(羅紗系2)

9時半頃灌水しました。
今日は店の仕事が終わった後、実親の棚から千代田系の獅子の花芽がきてるやつを探し出してきて、割子をとって植え替えをしました。

来年は数年後の千代田羅紗獅子の作出に向けて、色々交配を考えたいと思います。
交配を考えるのは楽しいですね。

私は小学生のころから競馬、というかサラブレットの血統が大好きで、テレビゲームで強い馬を作るために第5代まで計算した交配や、珍しい毛色を出すための交配などを考え、一時期は毎日夜遅くまで実践しまくっていました。
それで朝起きられないものだから、よく父親に怒られていたのですが、そんな無駄な時間がここに来て活きてくるとは思いませんでした。笑

今日は撮ってきた写真の中から個人的に気になったものを抜粋して紹介します。
『麒堂』

これは「美好会」という私が生まれ育った長野市の長沼という、かつては城下町だった村の実生家の方達が作った会で作出した品種です。
大宝×大判とされており、生え当才の時からスペード型の愛嬌の良い木だったそうです。
緩やかな鎌葉を出しますが見苦しさを感じさせず、特徴のひとつとなっています。

参考品
『霊草』『恵心』

『典雅』(型が好きです)『石藤実生』

『翼』

『武丸』
『玉堂』

昭和初期の古いおもととは思えない現代風の万年青のように感じます。

『双天』


羅紗一般での出展のため、選外になってしまいましたが、これは参考品で皆様に観て頂くべきだったと思います。
羅紗獅子の先駆けとなった逸品。
『壽圓(じゅえん)』

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