1月28日 富国殿

『富国殿(ふこくでん)』『天光冠(てんこうかん)』
ブログを読み返していたら不覚にも羅紗おもとの王者格である『富国殿』を載せていないことに気が付きました。すみません。

富国殿は、大正末期、奈良県の福井伊平氏の棚で誕生する。
昭和2年に同県の神田楢松氏のもとで覆輪が完成し、昭和5年に三光園主により広島県の高瀬英一氏に渡ったが枯死したとされている。
なので、現在出回っているものは、昭和14年に愛知県の神田源一氏の縞の木より増えて棚割りされたものから完全覆輪が完成したものが元であるとされている。

その気品のある葉姿が『天光冠』と対比される大銘品で、地合いは天光冠と同じように粉を降ったような浮き地、天光冠よりも襟組が正しく、葉先が尖り、折り下げる。
熨斗葉が主体で、親木になるにつれ細い葉の中に押しつぶしたような雅糸竜を現し、純白の大覆輪が葉全体を覆う。
その完成した姿は、他の品種にはない、人を引きつける魅力を漂わせる。
離れて観てそのシンメトリーな葉姿と整った襟組に感動し、近くで観てその葉芸に感動する、まさに羅紗おもとの王者格といえるだろう。

繁殖法としては、若木のうちは子上げが良く、親木になるにつれて子を上げにくくなる。
また、芋切りをすると凝りやすいので、間隔を空けてゆったりと芋切りをする必要がある。

外気△2−9℃
室内2−11℃
鉢内3−12℃
10時頃灌水。

1月30、31日は北九州で「萬遊会」が行われます。
詳細はこちら↓
http://www.omoto.net/cn10/pg154.html

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