2月23日 玉輝冠

『玉輝冠(ぎょっきかん)』
続 原色おもと図鑑などによると、大正末期に岡山の高梁市(高橋氏?)で大車実生として生えたとある。
その後、愛知県の恒川保太郎氏、高須七郎氏、水野淳治郎氏と渡り、水野淳治郎氏が『玉輝』と命名。
松谷正太郎氏のところで覆輪が回り『玉輝冠』と命名、その後、榊原純平氏が繁殖した。

『玉輝冠』も先日の『春日錦』と同じように、「玉輝冠型」と呼ばれ、一つの基本型をなす品種である。葉が折り下げ少なく、上向きに直線的に伸びるタイプがそう。
地合いは粗れ地で、紺性が強い。
芸足は遅いが、熨斗葉から進展し、盛り上がって削ったような総雅糸竜を現す。

外気△2−15℃
温室3−14℃
鉢内3−16℃
10時頃灌水。
最近日差しが強くなってきたので、温室内が暑くなりすぎないように天窓を開けています。
空気が循環するので上苔の乾きも大分早くなりました。
根先も動き始めているので乾かしすぎないように灌水の間隔も徐々に詰めていき、もう少ししたら、大葉と実親には肥料を与えようと思っています。

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