5月18日 長生殿

『長生殿(ちょうせいでん)』
大正7年に愛知県の恒川保太郎氏が『長生殿』と命名して発表。作出は愛知県の平井某氏で、大宝系による作出だと思われる。
昭和7〜8年頃覆輪が完成し、当時は『長生殿覆輪』と呼ばれていたが、縞のみの品が少なくなり『長生殿』として統一されるようになった。
縞覆輪のものは『長生宝』と呼ばれ珍重されており、ほかに『長生殿の図』の覆輪のあるものとないものがある。

葉長が長く、葉先が尖り、横に大きく開いて折り下げる葉姿は「長生殿型」と呼ばれ羅紗の基本型の一つとなっている。

紺性は比較的濃く、葉肉が厚く、雪白の大覆輪をかけるのが特徴。
至芸に近づくにつれて盛り上がる総雅糸竜を現し、剣葉や鈴虫剣も見せる。
誰が作っても長生殿らしくできるので、作りやすい。

外気9−31℃
温室11−28℃
鉢内12−30℃
9時頃、15時頃灌水。
花粉の採取も少しずつ始めましたが、交配はもう少し先になりそうです。


12月9日のblogにも載せた盆景の紅葉の葉が開いて観れるようになりました。これ以上伸びないように芯を止めました。
苔も3種類くらい使って、それぞれ違う成長を見せてくれています。
瑞泉もじっくりとした新葉を覗かせているので、一鉢で色々と楽しませてくれます。

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