7月10日 阿波日月

『阿波日月(あわじつげつ)』

来歴は古くいつどこで現れたかは定かではなく、一文字から変化したもの、阿波日月が元でそこから一文字、日月星に変化していった、など様々な説があるが、名前からは徳島県産ではないかと思われる。
昭和30年代に新潟県に存在していたものを三光園主が東京に持ち帰り、大衆に知られるようになった。
昭和40年に登録され、昭和44年には大葉系に入ったが、現在では薄葉系に登録されている。

立ち葉で、雪白の深覆輪をかけ、一文字よりも葉肉が厚いので樋葉のようになる。
また、裏芸ともとれるような葉裏に筋状の脈が現れる。
葉先も一文字に比べて丸止めになり、一時は大葉系に登録されていたというくらい大きく作ると30cmを超えることもあるため、「関東の蓮香」などと呼ばれていた時期もあったようである。

阿波日月から変化したものとして有名なものは
•登録品
 『阿波の白虎』…虎斑、『阿波日月の図』…図
•未登録品
 『天朝鶴』…覆輪がさらに深くなり、葉の半分以上が覆輪になり、葉姿もコンパクトでスラッとなって格好が良い。
がある。

外気20−30℃
温室21−33℃
鉢内20−33℃
16時半頃灌水。
ナメクジ予防にナメトックス粒剤、スリップス対策でオルトラン粒剤を鉢の周りとその周辺に撒きました。

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