2010/09/30

長野大会 参考品

『楽斎(らくさい)』『羅紗実生』『非凡(ひぼん)』
百瀬さんの縞羅紗コレクションと真ん中は自家生え。青いけどイイ!
『絢華(あやか)』『雪国(ゆきぐに)』
絢華はここら辺が至芸でしょうか。昨年も見違えるような葉を繰り出しましたが今年の止め葉はさらに必見です!
『真厳(しんごん)』
『龍光(りゅうこう)』『掬粋(きくすい)』
龍光は五大と呼んでいたもので湯本先生が五大州×大宝?から作出した縞甲。直線的な立ち葉で結構おもしろいです。
『天山(てんざん)』
とにかく覆輪が雪白。小型で葉芸もかなりのものです。
『吾平の光(あいらのひかり)』

330選の一番最初に載っているので有名ですが未登録品。曙虎が出やすいようです。

2010/09/29

9月29日 天照海

以前に作成中…のまま埋もれてしまったので改めて書きます。

『天照海(てんしょうかい)』

明治22年に奈良県の米田周太郎氏が作出し、同25年に大阪府の大谷政平氏が買い出し『天照海』と命名した。

葉姿は腰折れが良く、地合いは光沢があり紺性が強い。
平葉に雪白の大覆輪をかけ、やがて総雅糸竜と長い剣葉を現す。

縞甲系には天然縞甲と地変わり縞甲があり、本種は縞甲系の中でも天然縞甲に属する。(正確には翠光群雀系という関白や天賜海のように葉先に群雀系の名残を残すものも含まれる。)
 天然縞甲とは天然生えとも言い、狙って作出できないで偶然に生えるからこう呼ぶのである。平葉に甲竜、雅糸竜を現し縞甲竜系の原型をとどめている。(天照海、宇宙宝、太平洋など。)
 地変わり縞甲とは晃明殿や青海波から最近の大雲海、海吉など葉肉があり雅糸竜の強い品種のほとんどは地変わり縞甲に属するのであろう。

しかし、奥谷さんの本では天照海も変わり縞甲としているし、区別の明確な基準がないので難しいところである。麒麟冠、錦麒麟なども縞甲系に属していて類似品がないのでやはり天然縞甲になるのであろうか。私から見れば黒潮も至芸に至るまでは平葉に甲竜で類似品が少ないので天然縞甲だと思う。

もう一つ、縞甲系には名前に海を連想させる文字が入ることが多い。(波、海、潮、洋など。)
今年新登録となった『海吉(みよし)』は吉田縞甲と呼ばれていたもので、吉田氏の吉と縞甲の海から『海吉』と名付けられたそうである
これは素晴らしいネーミングセンスであると思う。なぜなら海吉をミヨシと読むのは難しいがその際の説明が実に簡潔で同時に由来まで覚えられるからである。
最近はその海吉、太陽、大雲海などを中心としてまた縞甲系が盛り返しそうな雰囲気もある中で、いわゆる天然縞甲の古くから存在し特徴あるものは、また多くの人に作られて見直されるようになれば面白いと思う。

2010/09/28

長野大会 懸賞品

審査風景
今回はその他の特別最優等や良かったものを紹介します。
『地球宝』『晃明殿』『四君子』 特別最優等
『新生殿』『力和』『鸞山』 特別最優等
『王朝』『最晃閣』『残雪』 特別最優等
羅紗銘鑑3本柱 特別最優等、最優等
『聖富貴』『天人冠』
大葉図物系一般 特別最優等、最優等
『銀河』『武蔵』
大葉曙系一般、芋吹き 特別最優等
『黎明』『峻嶺』
羅紗銘鑑上3段 最優等
『麒堂』

その他系統の良い物や個人的に面白かったもの
『祝田の松』『五万石』
『冨士の雪』『轟』
『碩山』『春日錦』
この碩山、春日錦は選外でしたが一、二作で相当の美術木になると見ました。
『宝生殿』
やや片繰りで最優等でしたが止め葉は至芸です。
本当に宝生殿かという声もあったようですが、昨年の全国大会で特別最優等になった木で紛れもなく『宝生殿』です

2010/09/26

長野大会 金屏風

長野大会は出品点数が昨年より多く、それぞれ多少の不満はあったかもしれませんが、会員の皆様が機転を利かしてくれたおかげで終始和やかな雰囲気で終えることができました。

まずは特別最優等で金屏風にあがったものから紹介します。
『富国殿』『錦麒麟』『天元』
『輪波獅子』『大雲海』
『寿扇』『美恵錦』
『千代田城』『根岸松の図』
『玉姫』『峻嶺』
『黒潮』『夫婦獅子』
『宝生殿』『碩山』
『南海』『三光の松』
『冨士の雪』『外輪山』

『珠光』『天光冠』

今回は東信分会の茂木さん、田中さんのご活躍が素晴らしかった。
それから私が赤ん坊の頃から知っているベテランの田中さんが金屏風に3点、小林さんも獅子で特別最優等を3点もとったのが凄い嬉しかったです。
若手もそのことでやる気をなくしてしまうのではなく、奮起して負けないようにと切磋琢磨していけば長野県支部のレベルはさらに上がっていってくれるのではないでしょうか。
それには業者と趣味者との密な情報交換が必要だと思います。