10月5日 長誉の舞

『長誉の舞(ちょうよのまい)』
かなり古くからある白斑の獅子で昭和40年に元松昇蔵氏が登録した。

葉姿は角巻きで腰が高い。
葉芸は甲竜と低い雅糸竜を現す。
最近では実生で似たようなものが多く出回っているので見分けのつきにくいものもあり、『長誉の舞』として買う際には角巻きが強く、出来るだけ本来の姿のものだと思われるものを買うようにしたほうが良い。

千代田斑の暗いものを白斑と呼んでいることがありますが、本当の白斑は紺覆輪ではなく白覆輪が回るので私は千代田斑とは性質の違うものだと考えます。

外気13−22℃
温室15−24℃
鉢内15−22℃
17時頃灌水。

水苔は9月の下旬にビニールハウスに入れてしまったものと外棚に出したままにしていたものの色に差が出てきました。

夜気温が下がりそこで成長が止まり風などから身を守る為に色が変わったのでしょうか。
苔類は生きるだけなら結構強いので、赤褐色になってしまってもまた成長期に入ると色が戻りますが、収穫してみるとどうしても中間の色が悪くなります。

水苔、赤玉、そして今年から始めた上砂で、一作して肥料が効いた後の汚れ具合の違いを載せてみました。


植え替えて売れるものは水苔でやっているのですが、やはりきれいな水苔を乗せてビシッと並べると気分が良いものですね。

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