2011/04/26

4月26日

中信おもと展は県外からのお客さんや若いお客さんが遊びに来てくれたり、一般の方も多く、無事に終えることができました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

中信おもと展ではこんな面白い生えを手に入れました。
千代田の生えなのですが、縞羅紗のような良い地合い、決まりものの芋吹きのような葉姿、そして当才にして芸を見せています。当才から優秀すぎて失敗する良い例です。
そのうえ唯一の欠点は千代田斑が暗いというお墨付き…もうどうしようもありません(笑)
来場されていたお客さんが相乗りになってくれたので、期待を裏切らないように念を込めて作をします。

当園の今シーズン第一回目の置き肥をしました。
自家製肥料の成績はいかに。楽しみです。

あと、園主の指示で液肥もやるそうです。
自家製肥料を水で溶いたもの。
この上澄みをさらに水で100倍に薄めて鉢の縁にやるそうです。

「美術品作りには向いてそうだけど…」とボソッと言ったら「昔はこれで一鉢ずつやって良く出来てたんだ」と怒られました。
今年はその分、日を目一杯採って運動させます。

最後にカマキリの子どもを見つけたので一枚。

2011/04/22

4月22日 松本おもと展案内

上田市で植木屋をやっている若いおもと趣味者の方にお願いして、植えてもらった桜の木です。
「小諸八重紅枝垂れ桜」と言います。
私がしっかりと商売できるようになる頃には立派な木になっていることでしょう。

『福包』

アルビノで真っ白な子が付いている株がありました。
親に付けたまま秋まで保って葉繰りをしてくれれば、一度くらいは飾れるのでは、と楽しみにしています。

明日から、4月23、24日(土、日)
安曇野市 市民タイムス山光ホールで松本分会の展示会が催されます。
出店も瑞光園、長野三光園、田哲園の三業者で品揃えも豊富だと思いますので、是非遊びに来てみてください。
心よりお待ちしております。
詳細はこちら→春の中信おもと展

2011/04/18

4月18日 碩山

『碩山(せきざん)』
昭和42年頃、三河地方で生えたものを園主と先代で買い出してきたもの。
当時、当園には実生が多くあったため、分かりやすくNo.付けをしておいたらしく、この『碩山』は現園主によって「億実生」と名付けられ、当園で育成、増殖された。
命名登録は先代の園主、田中哲三郎による。
当初は「石山」という案もあったようだが『碩山』の名で登録された。

葉姿は「鸞山型」で広葉の立ち葉性。
葉先には丸みがあり、紺性の良いキメの細かい地合いをしている。
葉芸としては平葉に総雅糸竜、剣葉を見せる。熨斗葉を見せる事もあるが、本種は樋葉で受け型なので熨斗葉がなくとも葉肉の厚みが分かるので、広葉の平葉に低い総雅糸竜を見せ、葉の縁の線をキリッと見せた『碩山』こそが、本来の持ち味であろう。
芸が厳しくなってくると片繰りしてしまったりと葉姿が整いにくいが、かといってふんわりと葉数を多く作ろうとすると、芸が甘くなり、魅力が半減してしまうので、肥料を強め、採光充分に葉芸を引き出すような作をする方が魅力を引き出せる。

外気5−23℃
温室5−29℃
鉢内5−29℃
午前中に振り水、夕方灌水。午後は日覆いをしました。

植え替えをしていたらこんなものがありました。古々芋付き。
しっかりとした作をしている証拠でしょうか(笑)

2011/04/17

4月17日 菱山

『菱山(りょうざん)』
昭和56年に東京都の河村真男氏が「大車」×「大宝」によって作出し、昭和62年に三光園によって関戸氏、金森氏、平野氏に棚割り。
平成3年に河村氏、関戸氏によって登録された。

紺性の強い柔らかな地合いをしており、覆輪は黄味を帯びている。
葉姿は腰折れよく、葉一枚は中膨らみの三角葉で特徴がある。
熨斗葉から総雅糸竜を現し、葉肉は厚みがあって竜のりも低く品性がある。
未だあまり出回っていないのは縞覆輪のものが多いことと、性質が丈夫とはいえず殖え木が少ないからであろう。
今後殖えていってほしい貴品である。

外気2−17℃
温室5−23℃
鉢内4−25℃
最近はほぼ毎日夕方に灌水しています。表面の乾き具合によっては午前中に振り水もします。
来週には今年初の置き肥をする予定です。

2011/04/14

東信おもと展pt.3

今回で写真展は終わりにします。
小林先生「席飾り」『泉竜獅子』
加藤さん『青海波』
うちのじいちゃんの頃から万年青をやっておられる方で、『青海波』は当時35万円だったそうです。驚き!
茂木さん『峻嶺』『天元』
田中さん『富国殿』『能登』『新生殿』
花岡さん『貫雪』
腰が太って葉幅、葉芸ともにかなりの力作です。
この方は「下の(芋根)の美術展なら自信あるで」と豪語する程、固い作りをしています。
斉藤さん『扶桑』

多芸品をうまく整えて今年の大会が楽しみです。
柳沢さん『丹渓』
順調な作上がりでこれからも期待です。

2011/04/12

東信おもと展pt.2

長野でもトップクラスの名作者、宮崎さん。
今回はご自慢の羅紗獅子を8点も出品して展示してくれました。
『壽圓』『羅漢』
「羅漢」という二面系の品種があるそうですが、それとは別のもので「大谷羅紗獅子」と呼んでいるものです。
『天馬』『悠舞』

『紗知の舞』『谷風』

『力王丸』『賀茂鶴』
こうやって並べて見てみると、巻きの良さといい葉芸といい『壽圓』は羅紗獅子の銘品ですね。

『富貴丸』
萬風展に出品した笠原さんの「富貴丸」も展示しました。

初日の様子

大勢の方にご来場いただきました。

2011/04/10

東信おもと展pt.1

東信おもと展は盛況裏に開催されました。
2年前、私が田哲園に入って初めて参加した行事がこの東信おもと展でした。
その頃からすでに盛り上がりを見せていましたが、今年は特に新しい参加者の方もいて、出品物の作を見ても全体的なレベルが底上げされています。
交換会でも発句で落ちることは少なく、色んな方が声をあげていたので非常に良い雰囲気でした。

入り口に飾られた実付きおもと『大老(彦根縞甲)』

小林先生の作で、下手な大葉よりも大きく出来ていて、おもとを知らないような人も立ち止まって興味を示していました。

競作品「富国錦」


今年で3年目くらい。
ある方から「競作というのは最後に芋吹きの競作をして終わりになる」という話を聞いて「なるほどなー」と思っていましたが、この競作は今年で終わりらしいです。
来年は長野で全国大会なので、あと二作しっかりと作り込んで出品してもらいたいです。

湯本先生の作出品が多く出品されていました。
『天晴(あっぱれ)』『邦山』

『信濃』『萬邦(ばんぽう)』


『雄山』

作者は宮崎さん。
こうやって改めて見ると、雪白の大覆輪で本当に良い品種だなぁと思いますね。

2011/04/09

横浜みなとみらい

万年青とは関係ない記事ですが、久しぶりにみなとみらいに行ってきました。

学生時代はよく、関内、みなとみらい、元町などに遊びに行っていたので懐かしかったです。
この辺りは日本とはちょっと違う雰囲気でお気に入りの場所です。

大さん橋

横浜中華街


明日も東御市の「雷電くるみの里」で展示会を行っておりますので、是非お立ち寄り下さい。
お待ちしております。