6月7日 外棚、薪割りなど

外棚の準備が出来ました。

例年通り芋吹きを置くところの上はダイオネットを二枚重ねにして、後は大体60%遮光を一枚張り。毎年こんなことをやるのは効率悪いなと思っていた時期もありましたが、最近は一年に1〜2日くらいだしなんてことは無いなと思ってきました。
棚は木を使っているので、古くなり腐った板などは取り替えました。

ここで芋吹き、ビニールハウスに置いてあるポット鉢の羅紗、獅子系一部、特上(予定)水苔などを管理し夏越します。

こんな面白いものが出てきました。
『四海波の図』
の縞覆輪。昔は結構あったそうですが、今では当園でもこの1鉢だけ。

もっと良い図になってくれれば、と楽しみです。

園の入り口の「迎える(カエル)」のところに万年青を植えました。

品種は『霧島』の虎。
傷みが深かったのでこの状態で治癒ときれいな柄に期待です。

以前に紹介したことのある「山比古(大象観の中透け)」
今年4枚くらい繰ってくれればお披露目できそうです。
温室で羅紗と同じくらいの日照時間ですが葉焼けをおこしません。元は大象観なので葉肉もあり紺覆輪もしっかりと決まっているからでしょうか。

苔ボトル

時間のある時に作ってみました。

芋吹き

箱出しはこの写真の後5本ほど出したので今のところ15本です。

『鯱』
当園の先代も登録に関わっている『鯱』の青です。
米谷さんのHPを見ていたら偶然見つけて即買いしました。
この品種は地が増してくると『聖雲殿』ばりの紺性と粗れた地合いが楽しめます。

薪割り
こちらも一年に1度の大仕事。人間の冬越しの為に頑張りました。

外気15−27℃
温室16−32℃
鉢内16−32℃(晴れ)
17時頃に灌水。
最近は日中の気温と直射が強くなってきたので午前中の振り水はしていません。
窓は天窓3カ所は夜も開放。日中は東側と南側の周りの窓も開放しています。
まだ新根は伸びかけなので、もう少し湿度が欲しいのですが、温度が上がりすぎてしまうので仕方ありません。

置き肥は今シーズンは3回。水肥は結局ほとんどやっていません(笑)。
ビニールハウスのほうはタキイの「古典肥料」という前から使っている液肥をタンクに混ぜて2000倍にして灌水と一緒にやっています。

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