2011/09/27

長野大会2011 pt.3 参考品

売品席風景
ご来場ありがとうございました。

参考品席
「菱峻」
幻の羅紗実生となっているようです。

「萬楽」
芸と覆輪の良さが際立っていました。

「月仙」
東信の若い方の出品で爪楊枝の先のような苗から作をかけた木です。良く出来ています。

「三渓」「羅紗実生」
「三渓」のほうは熨斗の分厚さと全体的な品の良さに魅力を感じます。

「天雅」「天意」
「天意」は西島実生と呼ばれているものです。玉竜、跳ね竜が出るので葉芸の点では『太楽』を凌ぐかと見ています。

「梓」
百瀬一号と呼ばれているもので、作出者本人の出品。出品を前に松本の「梓川」に因んで命名しました。
スタンダードな羅紗ですがシルエットがきれいで地合いも紺性は淡いですが艶消しで葉芸にも無駄が無いです。

「慧海」
元は松井さんの作出らしい。二面系のような木だと思っていましたが、全然違いますね。こうなると切らずに作り込んだ姿を一度見てみたいです。

「文殊」
地元の森さんが愛培している実生で本人の名を一字とって仮名を付けました。地の固い木なので覆輪が糊を引いたのはプラスでしょう。棚が変われば相当の水準に達すると見ています。

「豪雲」
止め葉が熨斗で終わったのが残念ですが、品格ある葉姿にまとまりました。全ての葉に違う芸を見せているのでそれぞれ見るところはあります。

「松柏」
笠原さん所有の千代田羅紗。恐らくいわきの熊谷さんの実生だと思います。下葉に甲竜も乗せているのでまだ進展はあると思います。

「不二丸」
上越の高橋さんの羅紗獅子。彫りの深い絹雅糸竜で覆輪が回っても地合いを見れるタイプの羅紗獅子になると見ています。

「山比古」
こうやって見るときれいです。思ったよりも反響があり「千代田城よりいいぜ」なんていう声もあったので嬉しいです。

2011/09/26

長野大会2011 pt.2

懇親会風景
表彰式の後、宴会がスタートし、盛り上がってきたところで交換会が行われました。
おもとのデザインの入ったお手製バッグ。アンコは袖山さん。

特別賞 続き
信濃毎日新聞賞:『王朝』
長野分会 小林(博)さん
全ての葉に芸を見せ、止め葉が伸びきれば葉姿もさらに締まりそうです。

SBC信越放送賞:『珠光』
長野分会 田中さん
表裏が逆でしょうか?今年の葉がやや間延びした感じですが全ての葉に芸を見せています。

abn長野朝日放送賞:『富国錦』
東信分会 茂木さん
東信分会で競作をしている木です。3年葉を残して葉芸もしっかりと見せた力作です。

NHK長野放送局賞:『太陽殿の虎』
須坂分会 山際さん
葉疵がほとんど無く、ボリューム、柄も文句無しです。

長野支部長賞:『加賀錦』
須坂分会 徳永さん
本種の一番の持ち味である縞柄と図柄がきれいに出ています。

ホテル犀北館賞:『四君子』
長野分会 小林(智)さん
小林さんは以前に『玉姫』で総理大臣賞を受賞されただけあって、獅子の作に関しては長野県でもトップクラスだと思います。

支部奨励賞:『黒潮』
須坂分会 徳永さん
若木ですがコンパクトに葉姿がまとまっているところが評価されたようです。

支部奨励賞:『夫婦獅子』
止め葉がやや若いですが、夫婦獅子らしい雅糸竜と角巻きを見せています。鉢と万年青を合わせてきたところも良いと思います。

田哲園賞:『旭翠』
県外 高橋さん
立ち葉で止め葉に本芸を見せ、本種らしさの出た作品です。

瑞光園賞:『最晃閣』
東信分会 宮崎さん
大振り過ぎるなどという声もありましたが、この作は真似出来るものではありません。これだけのボリュームで徒長感がないというのは凄いです。
個人的意見ですが、美術展に関しては出来過ぎという言葉は無いと思います。

長野三光園賞:『力和』
長野分会 袖山さん(奥さん)
止め葉が伸びた時が見頃でしょう。
表彰式では袖山さんが奥さんを表彰し、会場は盛り上がっていました。

以上、金屏風の前に飾られた特別賞16点でした。

2011/09/25

長野大会2011 pt.1

今年の長野大会も大きなトラブルも無く、無事盛況裏に開催することが出来ました。
会員の皆様、大勢の来場下さったお客様、業者の皆様、ご協力ありがとうございました。

設営風景

動ける人が中心となって、ご高齢の会員の皆さんも良く動いて下さいました。
全て当日受付なので、データの打ち込み係の方は大変です。事前にプログラムまで組んで全てやっていただくので、毎年、本当に助かっています。

参考品も含め、総出品数305点を全て展示しました。

審査風景
審査は全てが真剣に議論され名品展ばりに緊張感がありました。

上位5点
(公社)日本おもと協会会長賞:『延寿』
長野分会 藤倉さん
全体のまとまり、葉幅、葉芸の全てが申し分のない美術木でした。

長野県知事賞:『海吉』
東信分会 宮崎さん
本種でこれ以上無いのではないでしょうか。登録時よりも縞甲らしさが出た感じです。

長野県議会議長賞:『金龍閣』
個人会員 金丸さん
「これも万年青なの?」という声が聞かれるほどの珍なるものの代表種です。全ての葉に本種らしさが出て迫力十分です。

長野市長賞:『鸞山』
長野分会 田中さん
田中さんはいつも「俺は鸞山だけは傷めたことがないんだ」と豪語されていますが、さすがです。ここまで出来たのは初めてだと思います。名品展までにもう少し伸びるので、その時が楽しみです。

日本おもと業者組合賞:『宝生殿』
松本分会 矢沢さん
難しい本種を上手くまとめてきました。名品展連覇の百瀬さんと言い、本種は松本に合っているのでしょうか。作の掛け方を他の会員の皆さんにも教えていって欲しいですね。

上位5点は長野支部会員の方のみの受賞となります。

ちなみに、私の「瑞泉」は金屏風のつもりで心の準備までしていましたが、まさかの選外でした。笑

2011/09/20

関東実生会

関東実生会にお邪魔してきました。
特別賞6点












未登録厚葉の部の優等賞
小型でかなり雰囲気の良いものが出品されていました。


これも凄い!話を聞いたら3才生えとのこと。

簡潔ですがリポートでした。

今週末の9月23日(金 祝)24日(土)はホテル犀北館で長野支部展が開催されますので、ご都合のよろしい方は是非お立ち寄りください。入場は無料です。
心よりお待ち申し上げます。

2011/09/18

9月18日 出品準備

長野大会の展示出品の準備は8割方終わりました。

当日来られない方の出品物も預かって植え替えをしています。

当園の木も出品します。

『旭翠』
後は苔で整えるだけ。
傷みがひどく、もう捨てたものだと思って目一杯肥料を効かせたら夏を越してくれました。
おもとの生命力には驚かされます。

『瑞泉』
瑞泉は古根が4本落ちただけで、思っていたよりもしっかりしていました。
止め葉2枚は名品展に向かって伸びています。

最後に秘蔵の『武陵』縞覆輪。
懸賞出品か参考品出品か悩ましいところです。