1月5日 夫婦獅子

『夫婦獅子(めおとじし)』
昭和43年に福島県の西間木幸八氏が作出。
昭和58年の登録に際し、縞木と覆輪の木があったが、覆輪のみの木は品の良い絹雅糸竜を現すようになり、縞の木とは歴然の差があったので、西間木氏が「覆輪の物のみ夫婦獅子とする」とこだわりを持って指定したという。

獅子系の中大型種。
葉幅が広く、角巻きで巻き込みが良く力強い。
紺性の強い地合いは葉芸を現し始めると覆輪が糊を引いて羅紗のようになる。
本種の一番の素晴らしさはその葉芸で、絹雅糸竜が葉全面を覆い、輝いているように美しい。

冬場の灌水は5日〜1週間に一度くらいの間隔です。
夜間はストーブを使うので吹き出し口の辺りは乾きが早くなり、そこら辺は様子を見ながらやるようにしています。

夜間温度は1〜2℃。日中は天気にもよりますが、高くても10℃に届くか届かないかくらいです。人間が万年青を眺めるには酷な環境ですが、万年青が休むにはちょうど良い環境を作れていると思います。

採光は直射では採りません。
昨年、棚下に入れて周りを発泡スチロールで囲って、さらにビニールで覆って冬越しをしたものはその後の生育が著しかったので、冬越しには暗めにして休ませたほうが良さそうです。

コメント

  1. なるほど。と思って羅紗のみ直射をとっていたのでそれもやめましたよ。冬場の休眠は気になっていたので良いきっかけになりました。ありがとう~! あまり記憶に無いのですが私の父も元気な頃は窓にも寒冷紗を張っていたそうです。休眠の効果、楽しみです。

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  2. 万葉さん
    中には若木のうちは冬場に葉疵が出来ようが採光を採って腰を太らせる、という方もいるようですが、私は休ませたほうが春先に充実してくるような気がします。

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  3. そうなると、春先の採光はいつ頃から採り始めてますか? 日中暖かくなり始める3月頃からでしょうか??

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  4. メイン温室は例年だと3月の中旬くらいから採光し始めます。真っ暗休眠のものは4月に棚下に置いたまま東側の発泡スチロールだけ外して朝日を採り始め、まともに棚上に置いて日を採り始めたのは5月に入ってからでしたね。

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  5. 春先、気持ちが先行して早く採光を始めてしまいそうですが我慢の時期ですね。参考にします!

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