昨年の当園のトビの生えとして紹介した実生。
新葉が中々伸びずにじっくりとしているところには好感が持てます。
新しい交配なので芸足を早く見たいですが、まだまだ先の話ですね。
『和楽』
青として購入し、作っていた木が昨年覆輪気になり、今年はさらに進んでいるような感じです。
胡麻は一発逆転があるという話は聞いていましたが、「なるほどなー」といったところ。
「玉賜」
当園に縞の種木が無くなってしまったので種木として仕入れたものですが、うーむ、モヤモヤっと柄が縁に寄っています。まあ、高い確率で「玉雲パターン」でしょう。
「西島3号実生」
今年の芸足です。以前の姿→'11.10.6
やはり葉芸は良いです。型も良い。
「この手の実生はもっとフワッと作った方が良い」と言うアドバイスもありましたが、とりあえず殖えるまでは凝らない程度に固く作る予定です。
「山比古」
この時期の色合いが一番輝いているかもしれません。
今のところ日を採っても葉焼けを起こさずに耐えています。
昨年も成長期は午前11時くらいまで天井の波板越しに日を当てていたので、この木自体が採光に慣れているのだろう、と私は考えているのですが、皆さんはどう思いますか?
今年第一弾の収穫です。
ということで、同じ方法でいくつかやってみようと思います。