2012/10/26

10月26日 武陵(縞覆)

『武陵(縞覆)』
私が楽しむ用の棚に入ってから二作しました。
今年の萬風展に出展した時から順調に作がかかりましたが、作り込みが足りないのか、まだまだ若い葉が多く、本来の地合いが現れてきません。



ちなみに左の葉に付いた疵は輪ゴムで矯正しようとして食い込んでしまったものです。
皆さんも気を付けて下さい。

第5回萬風賞
『武陵』
第6回萬風展
出展時
これは有名な千葉県の根本氏の作品。
記念帖を見ると翌年も出展されていて、その木が派手気味ですが、また素晴らしい出来なんです。
こう作ってみたいものですね。

2012/10/25

10月25日 愛培の万年青

『愛玉殿』
葉芸のアップ
 12.8.28のblogに載せた時より止め葉が伸び、厳しい葉芸を現してきました。
「三愛」の中で「芸の愛玉殿」と呼ばれていたそうですが、この葉芸を見ると納得できます。
アップその2


後一ヶ月ちょっとで止め葉が伸びてもらいたいですが、気温が下がってきたので微妙なところです。


『雲鶴』

本芸を現して中々に良く出来ましたが、大きな葉が邪魔になっています。
来年は全ての葉に葉芸を載せた美術木になる予定ですが、木の性質的に芯が止まりそうな予感がします。




「光陵」
上から
葉芸はまだまだ若いですが、なんとも上品で可愛らしい葉姿にまとまりました。

2012/10/20

新登録 舞鶴城

来年度の新登録審査会が終了しました。
新登録品種一覧
私が担当させていただいた登録者:船附氏、丸山氏、小林氏、山際氏による『舞鶴城』も無事に登録することが出来ました。
大葉系で雄大な葉姿に独特な色合いをしており、採光の調整により白さが増して『千代田城』の如き柄を見せる品種です。
『千代田城』のように根が細いと言うことは無く、根おろしも非常に良いので、作りやすいようです。
一見してそれと分かるという最大の長所を持っているので、blogを読んで下さっている皆さんも是非一度は手がけてみて下さい。

2012/10/16

10月16日 競作など

万葉さんとの競作の途中経過です。前回→'12.7.5

『富国殿』
小さな割子だったので、予想通り作上がりしませんでした。
止め葉の覆輪がチャーミングです。
 『舞子』
こちらは良い苗だったので順調に育っています。
覆輪気も大分良いようです。

何回か紹介している札落ち羅紗→'12.6.30
今年は締めて作ろうと楽鉢植えで作りました。

最初の頃とは大分イメージが変わってきました。
葉姿や覆輪の感じからは確かに『天元』のように見えます。
ただ鉢は3.5号でこのサイズ。そのサイズの『天元』をみることもありますが、当園の作ですのでそうはならないでしょう。
止め葉の総雅糸竜からとりあえずは良いものである、ということは分かります。
上から下まで至芸を見せたので来年は予定通りに芋吹きをとってみます。

2012/10/15

秋のおもとサロン

秋のおもとサロンにご来場下さった皆様に
心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

入口に飾った
『旭峰』と『雪中の松』 

中の展示風景

2012/10/12

10月12日 力宝

今週末の10月13、14日(土、日)は両国のホテルベルグランデにて恒例の秋の即売会を行います。
販売品は出来るだけ面白いものをご用意致しますので、大勢の方のご来場を心よりお待ち申し上げます。


『力宝』
今年の12.5.29のblogで紹介した私の作っていた木は痩せた姿から中々の姿になりました。
商品価値が出たので棚から卒業することになり、記念撮影。
変わりに『峻山』デモの芋吹きなどを入れたのでまた作の楽しみが増えました。

2012/10/11

10月11日 秋のおもとサロン・縞の展示

今週末の10月13、14日(土、日)は両国のホテルベルグランデにて恒例の秋の即売会を行います。
販売品は出来るだけ面白いものをご用意致しますので、大勢の方のご来場を心よりお待ち申し上げます。

安曇野の展示会で新人賞を受賞された山村さんが面白い展示をしていました。

 『旭翠(縞)』
紺性が強く、覆輪の木とは趣が異なります。
これから葉芸を乗せると葉肉も厚くなります。
『力和(縞)』 
説明不要の人気品ですね。
即売席で見かけると縞の良い木(やや派手目の柄)は覆輪の木と同じくらいの値段が付いていることもあります。
 『鸞山(縞)』
粗れた地合い、厳しい葉芸はかつての最高級品の風格です。
このレベルの実生を見かけることはほとんど無いでしょう。
 『三光鳳(青)』
胡麻斑は暗く見えますが、覆輪が回ると大覆輪がかかり見違えます。
『愛玉殿(縞)』
これが珍しい。
オールドスタンダードです。



「覆輪も良いけど縞は良いね」とおっしゃっていましたが、木の本質から勉強される姿勢が素晴らしいですね。

2012/10/09

安曇野おもと展

安曇野おもと展は無事に開催されました。
いつもよりも来場者数が少なかったように感じましたが、一般の方の植え込みサービスの活用や交換会への参加はいつもより多く、活気に溢れていた時間も結構ありました。
趣味者になりつつある方も何名かいるので段々楽しみな会になっていきそうです。


葉幅ひいて良く出来た『太陽』
名品展での入賞はありそうです。
 『虎額宝』
この品種でこれだけ図を現した木は初めて見ました。
名品展での入賞も期待できる『松籟』



新人賞の『新生殿』
山村さん
まだ万年青を初めて1年くらいの方ですが、一作で確実に作上がりさせての出品となりました。
この他にも10本くらい作をかけた木を見せてもらいましたが、とにかく葉持ちが良く作が良い。
芋根も何本か見させてもらいましたが、完璧といっても良いくらいの仕上がりでした。
期待の新人さんです。


大葉系でも「讃岐富士」『千代田城』といった一級品の展示もありました。
飾り鉢なら言うことありませんでした。
この品種は割と伸びた木を多く見かけますが、グッと締まって良く出来た『積雲』
銘鑑上3段の右での出品となりますが、入賞しても不思議ではないように感じました。

2012/10/05

10月5日 安曇野おもと展 案内

明日から、10月6、7日は安曇野市の市民タイムス山光ホールにて松本分会の展示会が催されます。90点余の万年青の展示と三業者による即売がありますので、大勢の方のご来場を心よりお待ち申し上げます。

札落ち二面として以前から作っている品種があるのですが、先日の組合の会合の際、ある業者の持ち物の中にそっくりな木を見つけたので品種名を訪ねると「これは北斎だよ」と教えてくれました。
 

ずっと作っていてすぐに同じものだと分かったので間違いありません。
それにしても葉姿が整って良い木になりました。
これに関しては解決してスッキリしました。