2012年 東京支部展pt.1

土日に行われた東京支部展の展示内容の紹介です。
まずは金屏風から数点のピックアップ
 日本おもと協会会長賞 伊藤氏
『富国殿』
葉が伸びきってバランス良く全ての葉に本芸を現した美術木でした。
 東京都知事賞 大見氏
『聖雲殿』
覆輪が深く現れて、しっかり作り込んであることがよく分かります。
もう少し低く植え込めばさらに見栄えが良くなりそうです。
東京都議会議長賞 大塚氏
『吉祥』
まだ若さがありますが、葉幅が広く本種らしい立ち葉で魅力的な作品でした。
植え込みがやや傾いていますが修正すれば名品展でも活躍しそうです。

 ㈳園芸文化協会賞 溪氏
『天竺』
独特なビリを打つ葉芸がしっかりと現れた力作でした。

 登録品青の部 黄々寺氏
『永楽』
止め葉に広葉の雅糸竜、そして剣葉、熨斗雅糸、熨斗葉と本種の葉芸を全て現した作品でした。
 三本柱中の部 関戸氏
『石州』
縞覆輪で葉芸の良さがより際立っていました。

東京支部展でも銘鑑に基づいたグループ分けを実践していました。
 太楽の部 徳益氏
『太楽』
本芸の葉を2枚繰らせて今年の作がしっかりとかかった力作でした。
万年青の葉と赤い実を細工した洒落た和菓子をもらいました。気の利いたお土産に使えそうで、ちょっとした感動を覚えました。

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