2012年 東京支部展pt.2

東京支部展、参考品席から5点選出された「安達賞」です。


「徳寿」 徳益氏
立ち葉で剣葉を挟み『厳武』のような厚い広葉を何枚も見せていました。
「羅紗実生」 近藤氏
襟組が非常に美しく、長野三光園氏が打ち出した「三渓」という実生とのこと。
実は縁あって私も1本作らせてもらっているのですが熨斗に覆輪がかかって葉肉が乗ってくると味わい深いものです。
以前長野大会に飾られたもの。→長野大会'11


「呂峰」 中村氏
呂峰
良く知らないのですが、東京方面にある実生のようで、分厚い熨斗に細かく雅糸竜が入り、これも『厳武』ばりの木です。


「東山」 広田氏
平葉に総雅糸竜。『晟稜』の縞木かと思いましたが、違いました。


「萬亀」 佐藤氏
厳しい葉芸を見せる羅紗獅子。
「臥牛獅子が裸足で逃げ出す」という触れ込みだそうです。
左の葉のような巻き込みをコンスタントに見せるようだと本当に面白そうです。

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