2013/02/27

第13回 萬風展 案内

2月は日数が短いことを忘れ、まだ一週間以上の準備期間があると思いこんでいたら、あっという間に萬風展が近づいてきてしまいました。

出品物も集まり、化粧も何とかし終えました。
今年はどんなものが展示されるのか、非常に楽しみです。
会場でお会いしましょう。

詳細はこちら→第13回萬風展

この土日は長野県支部の新年総会がありました。

全国大会の決算報告、新役員も決まり、新しい長野県支部として次代につなげられるような活動をしていきたいと思います。

『聖山』


独特な葉芸を持つ品種です。
読みは「せいざん」ですが同じ読みに『静山』があるので、おもと界では「しずかやま」「ひじりやま」と呼び分けることが多いです。
二面系のような葉芸からいわゆる総雅糸竜とは趣の異なる、多面竜とでも言うべき彫りの深い雅糸竜へ進展します。

似たような葉芸としては未登録品の「寵児」があります。

2013/02/15

春のおもとサロン 案内

明日、2月16日(土)は東京両国のホテルベルグランデにて「春のおもとサロン」を開催致します。
大勢のお客様のご来場を心よりお待ちしております。

2013/02/13

2月13日 紅流し

当園で育成中の『紅流し』。
昨年の名品展では上越支部の特志賞にもかけられました。
紅の出にくい実生口、真っ赤に紅が出るA性(上越口)、湯本口(=A性)などがあり、前者と後者では葉性が違います。
本種についてはこちらを参照→10.2.27blog

上越の高橋さんが『紅流し』の作について色々と研究をしておられて、私も負けじと色々試しているのですが、今年は良い結果を得られませんでした。
しっかりと紅が出たのはこの湯本口だけ。

ちなみに、寒にあてると真っ赤に色付くとは昔から言われているらしいですが、今年はミスでガチガチに凍るほど寒さにあわせてしまいましたがほとんど効果なく、温室に入れて一ヶ月くらいして紅が出てきました。笑


これでもまだ紅が薄いです。

上越口は萬風展にも出展されたことのある木の殖えで、2年前は小さいながらも紅を現していましたが、今年は青いまま。やはり性だけではなく、肥料バランスなど作も大きく関係しているようです。
今年はとにかく作をかけて木勢を付けることを第一に考えていこうと思います。

2013/02/12

2月12日 白麟

話題に入る前にヒコウキ雲が交差した夕暮れ時の写真を一枚。

今日は『白麟』という古い品種についてです。

この写真の木はある先輩業者から「これが本物の『白麟』だから作って勉強してみろ」と言われて3年前くらいに購入した木です。
私の中では『白麟』といえば上田市の宮崎さんの作っておられる木がイメージとして強く残っているので、それを思い浮かべながらいつも比べて見ていますが、どうしてもイメージが一致しません。

写真で残っている木といえば、最近では昨年の萬風展に宮崎さんの木と兵庫県の趣味者の方の木が出展されていました。→12.3.21blog

他には奥谷守松さんの「原色おもと図鑑」と奥谷三郎さんが引き継いで発刊された「続原色おもと図鑑」に写真があります。
その①

その②

まず、この①と②が違う品種に見えてしまいます。
「続原色おもと図鑑」の『長楽殿』の説明に「白麟の実兄弟といわれ…」とあるが、①はまさにそのイメージ。
②のほうは宮崎さんの木と同じようなイメージです。

当園に前からある『白麟』

この木は宮崎さんの木と同じ系統です。
やはり②とならイメージが重なりますが、剣葉がないのが気になるところです。
また一作したら紹介します。

2013/02/05

2月5日 鸞山 芋傷み

傷みを治す方法として、切り上げ、焼き入れ、土に植える、など色々と実践しているのですが、これもその一環として、折衷植えにして思い切って肥料を施し、勢いを付けて自己治癒力で治してしまおうという自然療法の考えです。
品種は『鸞山』
2011年の春の植え替えの際にとても助かりそうも無いと思っていた木を捨てたと思ってこのように植えておきました。

一年目で傷んでいるとは思えない葉繰りをして、昨年も良い葉を繰り出しました。

芋は下の方が黒く柔らかくなって抜けましたが、ここで止まっている感じです。
ただ、商品価値は無いに等しいのでまた同じように作ってみます。

こちらは昨年の葉繰りが今ひとつで、ちょっと悪そう。

鉢から抜いてみるとこちらはどこが傷んでいたのか分からないような状態。

上の木と同じような状態だったと記憶していたのですが、良く分かりません。
恐らく、この凹んでいる部分が大きく芋減りしていたのだと思います。

水苔にはフザリウム抑制効果がある、と趣味者の方に教えてもらいましたが、それが効いたのか、私の考えていた自然療法が効いたのか、両方効いたのか分かりませんが、傷んでしまって捨てるには勿体ないような木は試してみようと思います。