2月5日 鸞山 芋傷み

傷みを治す方法として、切り上げ、焼き入れ、土に植える、など色々と実践しているのですが、これもその一環として、折衷植えにして思い切って肥料を施し、勢いを付けて自己治癒力で治してしまおうという自然療法の考えです。
品種は『鸞山』
2011年の春の植え替えの際にとても助かりそうも無いと思っていた木を捨てたと思ってこのように植えておきました。

一年目で傷んでいるとは思えない葉繰りをして、昨年も良い葉を繰り出しました。

芋は下の方が黒く柔らかくなって抜けましたが、ここで止まっている感じです。
ただ、商品価値は無いに等しいのでまた同じように作ってみます。

こちらは昨年の葉繰りが今ひとつで、ちょっと悪そう。

鉢から抜いてみるとこちらはどこが傷んでいたのか分からないような状態。

上の木と同じような状態だったと記憶していたのですが、良く分かりません。
恐らく、この凹んでいる部分が大きく芋減りしていたのだと思います。

水苔にはフザリウム抑制効果がある、と趣味者の方に教えてもらいましたが、それが効いたのか、私の考えていた自然療法が効いたのか、両方効いたのか分かりませんが、傷んでしまって捨てるには勿体ないような木は試してみようと思います。

コメント

  1. なるほど~、面白い結果ですね。私の折衷植えチームですが、木の成長と芋が持ちこたえるのかが見てみたく試してみたのですが、傷んで切ったものも植えているので、確認するポイントが増え楽しみが増えました。

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    1. 万葉さん
      切り口の仕上がり具合など秋に教えて下さい。
      美術木作りに関しては、新折衷法のほうが芋根の仕上がりが良いので、同じ品種の同じような条件の木で作り比べてみようと思っています。

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