5月25日 絢華

「絢華」の芋吹きの写真、初公開です。
親木などから想像していたよりも紺性が深く、地合いは艶消しの粗れ地をしており、胡麻系統の『楼蘭』や『和楽』の地合いに似ています。♂木が「n(西田)大宝」なので『和楽』と同じような血が入っているのかもしれません。
 スペード型の葉の形といい、一見すると名品『峻嶺』の芋吹きに良く似ています。

これは生え当才の時の写真です。
 同じ当才でも芋吹きとはイメージが異なります。
ただ、地合いは同じもので、葉の緊張感など、いかにも葉肉の乗りそうな姿だったようです。
これは生え2才の時。
この姿と芋吹きの姿ならイメージが重なりますね。

当園でもこのような実生を作出できるように交配を頑張ります。

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