2013/06/24

6月24日 研修旅行in山形 pt.2

渡辺新太郎さんのお棚。

第65回の名品展で素晴らしい『根岸松の図』で特別賞を受賞されています。

『地球宝』『富士の図』など薄葉の図ものを中心としたお棚で、特に『地球宝』は何系統もありました。

船山さんのお棚。
現在、山形県支部の支部長でおられます。
『萬楽』『長春閣』など今年の萬風展にも力作を展示されていました。
『睦山』

古い割にあまり見かけず、さらに良い木はほとんど見かけませんが、さすがは名作者のお棚だけあって凄い木がありました。

そして、幻の…!!


今回の旅行で一番しびれました。
分かる人には分かると思いますが滅多にお目にかかれません。
しかもかなり作がかかっています。
新潟で開催される萬遊会、来年の萬風展などに出てくれば候補でしょうか。
「天壇」の縞。

2013/06/23

6月23日 研修旅行in山形 pt.1

業者組合で今年の日本おもと名品展(全国大会)の主管支部である山形支部、開催地の山形県へ研修旅行へ行ってきました。

当日の会場「山形テルサ」

コンサートホールとして使われているので展示会場としては広さもあり良い会場のようです。
JR山形駅の西口から徒歩3分、近くにはルートインやスーパーホテルなど宿泊施設も充実していました。

今回は支部長の船山さん、高橋さん、渡辺さんのお棚を見学させていただきました。
高橋さんのお棚

東京支部主管の第65回名品展で『盧山』が総理大臣賞を受賞されたことで有名な名作者です。

その『盧山』
葉芸としてはその時よりも進み、相変わらずの物凄い葉数でした。


高橋さんのお棚で個人的に一番目を奪われたのはこの『天元』でした。

葉芸としてはまだ若木ですが、全体の葉姿が詰まり、木の充実感がちょっと今まで見た『天元』とはイメージの異なるものでした。
『聖富貴』が詰まって葉巾をひかせた、そんな地合いをしていました。
このまま作がかかったら凄い木になりそうです。

『瑛泉』

これも木も若いですが圧倒されました。
この丸葉が繰り出すと『瑛泉』の本来の魅力が出ます。
お棚にはこれまでに飾られた親木が何本もありましたが、若木で第二の金屏風候補も沢山ありました。

最後に未登録品の「祥瑞」

この品種は超小型で普通に作っているとチンチクリンになりやすいのですが、腰が張っていて魅力的でした。
作り込むと雅糸竜も現すそうです。

2013/06/13

6月13日 水やり直前の鉢内

砂利の水持ち検証の結果はもう少しお待ち下さい。

ビニールハウス(薄葉、大葉棟)の水やり直前の様子です。

日中、室内の温度が上がりすぎないようにして、湿度も保つ様にして4日に1回抜き水をしています。
表面はかなり乾いている様に見えますが、鉢内はどうなっているでしょう。

ポット鉢の『瑞泉』

羅紗系も第一温室には置ききれない分はビニールハウスにも置いていますが、別管理はしきれないので大葉に合わせた灌水をしています。

乾いているのは表面だけで中粒、大粒は水分を保っています。
さすがに根は乾いてきていました。
新根はご覧の様に順調に動いています。

プラ鉢で2年植え替えをしていない「砂子斑実生」の割子。

ちょっと心配でしたが、根落ちはあまりありませんでした。

新根も沢山降りていました。
根の乾き具合としてはここでやればちょうど良さそうです。

鉢が窮屈でしたので、根に合った鉢に植え替えました。

最後は今春植え替えた『千代田の松』

根止まりは前作で起きたもので、今作では新根、枝根も降りて問題ありませんでした。

もっとも、根落ちが起きやすいのはこれからの時期ですので、これからの水管理が肝心です。
芋傷みがあると植え替え、手入れの作業が倍以上に手間取ってしまいますので、今年はビニールハウスで新しい芋傷みを極力出さないことを目標にしています。

2013/06/08

6月8日 用土別水持ち検証

当園で使っている用土4種類+使用されている方も多い朝明砂の水持ちを検証してみようと思います。
宇部パーライト、赤ボラ土、加賀軽石、朝明砂の4種をそれぞれポット鉢とプラ鉢3.0号に通常の植え込みと同じ要領で入れ、パーライトに関してはポット鉢のみで計測します。
ポット鉢の重さ:14g
プラ鉢:27g

乾燥した状態 ※重さは鉢を含む
宇部:(ポット)90g、(プラ)80g
赤ボラ:(ポ)98g、(プ)95g 
加賀:(ポ)132g、(プ)125g
朝明:(ポ)293g、(プ)257g
パーライト:45g
水やり直後(6月8日18時現在)
宇部:(ポット)120g、(プラ)103g(+約30g)
赤ボラ:(ポ)157g、(プ)141g (+約50〜60g)
加賀:(ポ)159g、(プ)149g(+約25g)
朝明:(ポ)309g、(プ)270g(+約15g)
パーライト:85g(+40g)

赤ボラ土は乾いた状態だとかなり軽くなり、水をかけると土自体にかなり水分を含むようです。
後は乾くスピードです。これから水が切れて元の重さに限りなく近くなるまで水をやらずに毎日計測します。
詳細は最後にまとめて掲載します。

2013/06/07

6月7日 舞鶴城、翡翠など

今年度の大葉系で唯一の新登録品である『舞鶴城』です。

羅紗の温室に置いて日を採っているので新葉が白く綺麗に上がってきました。
特に薄葉大葉は根が充実している木から順に新葉が上がってきています。

「翡翠」

以前、趣味者の棚で「札幌実生(大蔵)」と混同していた時期もあったようですが、出生は三河で「天壇」の兄弟実生と言われています。
こうやってみると『荒法師』に良く似ていますね。
三年葉を保てば良い美術木になりそうです。

H23年に「♀大宝(青)」×「♂鳳(錦鳳)」で生えた実生です。

'11.8.2blogに載せた中のどれかです。
後冴えの胡麻斑で秋口よりも斑が黄味を帯びてきており、今年の斑も良さそうです。
交配した時は「錦鳳」の方が斑が冴えると思って使いましたが、普通の『鳳』を使っても多分同じレベルの斑が遺伝すると思います。
実親にしたいので、このままスクスクと伸びることを期待しています。