長野支部展pt.1  上位五賞


第45回信州おもと美術展が無事開催されました。
支部創立50周年記念大会と言うことで今年から総合優勝者(協会長賞受賞者)には前支部長の山際さんから贈呈していただいた立派なカップが持ち回りで贈られることになりました。

栄えある第一回目の受賞者は…
東信分会の茂木さんでした。
(公社)日本おもと協会会長賞『天元』
東信分会 茂木さん

葉巾、葉数が揃い、各葉に葉芸を現したところが審査で評価されたようです。
おめでとうございました。

長野県知事賞:『鶴の舞』
東信分会 茂木さん
なんと!上位二賞を受賞されました!!
縞柄最上で葉疵なく、巻きも申し分なく、ボリュームも申し分ありませんでした。
名品展でも部門があるので、入賞しそうです。

長野県議会議長賞:『旭峰』
長沼分会 前島さん
以前、上田の宮崎さんが作った木と同じようなボリュームですが、止め葉が乱れていたので金屏風は無理だろうと思っていましたが、三位入賞となりました。
植え方が良かったようです。『旭峰』は木自体にボリュームがあるので、鉢はやや大きめにして深めに植えるとバランスがとれて引き立ちます。
前島さんは父君が総理大臣賞を2回受賞された方なので、自分も負けてられないと気合いを入れていました。

長野市長賞:『白塔』
東信分会 茂木さん
レベルの高い長野支部でこの入賞率は快挙です!


これだけバランス良く、止め葉に広葉2枚でまとまった『白塔』には滅多にお目にかかれません。
個人的にはこれがトップでも良かったと思いました。
美術木のお手本のような作品でした。

日本おもと業者組合賞:『冨士の雪』
須坂分会 小林幸夫さん
昔は『冨士の雪』と言えば長野県だったのにな、という話を昔からの趣味者の方から良く聞きますが、この作品は文句無しで全国レベルだと思います。

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