14日本おもと名品展pt.3

NHK出版賞
『玄峻』東京支部 大平雅庸さん
先日の東京支部展でも書きましたが本種のベストな作品だと思います。

同部門に良く出来た『玄峻』がもう一本出ていましたが、止め葉の葉芸がこの作品のほうが際立っていました。 
静岡新聞社賞
『富国錦』北九州支部 吉田信義さん
やや下葉が伸び気味にも見えましたが、止め葉の厳しい葉芸が全体を締めていました。

静岡放送賞
『鸞山』新潟県支部 丸山勇平さん
本種としては一回り大きかったですが、やはり全体のバランスが良く、葉幅とボリュームがありました。葉芸が進んでもう一回り締まってくるとまた魅力が倍増しそうです。 
伝統園藝出版賞
『珠光』山形県支部 渡辺新太郎さん
本種をここまで葉数を揃えて葉芸を現して仕上げるのは実は凄く難しく、作の技量が伺えます。 
丸大食品賞
『四君子』水郷支部 斎藤節男さん
ここ数年この木を見させていただいて、昨年若返った印象を受けましたが、再び仕上げてこられました。
これだけ何年も同じ木を維持させるにはどうすれば良いのか教えていただきたいものですね。 
短冊屋和楽賞
『千代田城』山形県支部 高橋忠昭さん
葉疵なく見事な作品でした。高橋さんと言えば『盧山』をはじめとして羅紗のイメージが強かったですが、さすがは名作者、大葉系でも金屏風です。

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