2015/03/19

第14回伝統園芸フェア

日時:3月20(金)〜22日(日)
会場:東京 上野グリーンクラブ
この週末は、山野草、東洋蘭、万年青、盆栽などの伝統園芸が集まった展示即売会が開催されます。
是非お出かけ下さい。入場は無料です。
お待ちしております。

2015/03/13

フローラルガーデン おもと/春蘭展


本日から3日間、長野県小布施町にあるフローラルガーデンで展示即売会を開催しています。 
ご来場お待ちしております。

2015/03/12

第15回 萬風展 特別賞

萬風賞15点の他に特別賞10点が選出されました。
(公社)日本おもと協会賞「憧元」
兵庫県 松本秀明さん
作のかかり具合を見ると覆輪ものはこういうタイプなのかもしれません。
品格は充分ですが、ちょっとおとなしいですね。

韓国おもと愛賞『盧山』
茨城県 上野荘司さん
若木ながらも大き過ぎず、理想的な姿に出来ています。
今年の秋は全国大会の金屏風辺りに並んでいそうです。 
住友不動産販売賞 「菱玄」
東京都 溪順比さん
この木は襟組と葉姿に大きな特徴があり、覆輪が完成するとかなり面白いと思います。河村さん作出。
栃の葉書房賞『太陽』
福岡県 奥村博信さん
葉芸一杯の株立ちでよく出来ていました。 
自然と野生ラン賞『長春閣』
三重県 高山五男さん
この木を見て作者の技量が分かりました。
葉数を減らした姿をイメージすると日も強く、木が締まっています。水管理で葉数を保ち、かなりの名作者です。 
タカギ賞『和楽』
山形県 古塚勇さん
本種としてはすごい葉幅です。
山形県はどんどん名作者が出てきますね。 
伝統園芸出版賞「八鳳山」
東京都 西濱順治さん
斑も良く、葉幅をひき魅力たっぷりな作品でした。 
愛楽園賞「宝塔」
新潟県 難波勝次さん
『舞子』タイプで人気が出そうです。
何度か書きましたが、『白塔』などと一緒に打ち出された意外と古い品種です。 
㈱カシヨ賞『残雪』
千葉県 篠塚二郎さん
この方は毎年良い『残雪』を出品されます。
これも花が咲いたようにきれいな図を現していました。 
上野グリーンクラブ賞『富士の光』
長野県 徳永光男さん
『薩摩富士』系で出やすい方とは言え、長野県の作にしては曙斑をきれいに現しました。
萬遊賞とのダブル受賞を期待していましたが、惜しくも次点入賞となりました。

2015/03/09

第15回 萬風展 萬風賞pt.3

萬風賞『壽冠』 東京都 進士日出一さん
若木ながらも本芸を現していました。
止め葉が伸びきらなかったようですが、三年葉を保った理想的な作風と言えます。 
この木には縞柄が全くありません。
縞柄のない完全覆輪の本種は日本中探しても数本でしょう。
今作でさらに洗練されそうですので、秋の仕上りが楽しみです。 
萬風賞『真巖』 愛知県 野村茂彦さん
今年の萬風賞入賞木を見ると、特に登録品のレベルがもの凄く高い大会でした。この『真巖』も今まで誰もみたことのない姿で登場しました。 
特に左側の葉にインパクトがあります。
本種は今まで、いまいちシルエットの決まらない品種だな、と思っていましたが、本領発揮した時にはこうなるんですね。


萬風賞『華山』 埼玉県 関戸稔さん
『華山』史上最高の作品と言っても過言ではない出来です。 
芸が緩みがちな本種をよくぞここまで作り込みました。
さすがは関戸さんです。 
萬風賞『緑雲』 長野県 百瀬治水さん
以前このblogで「ディープインパクト」というタイトルで投稿した木です。
これも本種史上最高の作品でしょう。 
昨年若木で葉幅をひいた木が出品されており、まあ本性ではないだろうなと思って見ていましたが、堅い作りの百瀬さんの棚でこの葉幅が出たということはやはりこういう品種ということですね。 
萬風賞『天竺』 群馬県 永井耕雲さん
二年連続受賞でしょうか。
凝り始めていますが、総合的に見て素晴らしい作品です。

木が締まっており、いつ見てもこの方の作風には好感が持てます。

2015/03/06

第15回 萬風展 萬風賞pt.2

萬風賞「薫風」 福岡県 的野泰庸さん
館森実生と呼ばれていたもので、作出から10年程経ちますが未だ2本もの。
以前関戸さんに殖え木が納まったことがありますが、派手で倒れてしまいました。

葉芸は『太楽』に似て、それとは違う姿勢の良いシルエットを持っています。
葉芸はまだまだこんなものじゃありません。 
萬風賞「威風」 宮城県 久光茂さん
4本もの。特筆すべきは止めの丸葉の葉肉、葉芸です。
覆輪が回った姿を想像すると、丸葉でオリジナリティがあると思います。
交配は♀天賜×♂丸小です。 
以前「威風」という名で、長野の笠原さん自慢の熊谷実生がありましたが、それは絶種が確認されている為、命名されました。
萬風賞「円仁」 山形県 小関健さん
以前「神威」と呼んでいたもの。
広葉総雅糸竜で折り下げるタイプのようです。
かなりの葉幅があり、万人受けしそうです。 
覆輪も深くかかりそう。 
萬風賞「雅峰」三重県 高山五男さん
熨斗雅糸の木と思いきや止め葉で丸く盛り上がる雅糸竜。
インパクトがありました。
葉数がありながらも木が締まり、作が素晴らしい。 
これは今後要注目の実生ですね。
今回の未登録品の中ではかなり水準が高いです。 
萬風賞「豪峰」 東京都 本石章さん
私の中にあったイメージではもう少し葉幅を持つタイプだった気がしますが、この作品は姿勢よく出来ています。
美術木作りで作り込めばもう少し葉肉も増してくるのではないかと思います。

2015/03/05

第15回 萬風展 萬風賞pt.1

今回は15回記念大会ということで、新たな試みとして薄葉/大葉枠が設けられました。
万年青を初めて見る方、万年青を始めたばかりの方にも分かりやすく、楽しんで観賞してもらえたと思います。
今大会をきっかけに大葉/薄葉をメインに楽しんでいる方の出品も増えていくと万年青界全体にもっと厚みが出てくると思います。
私個人の思いとしては特に大葉の新品種、新ジャンルをもっと見てみたいです。

萬風賞「富士丸」静岡県 村松進さん
広葉縞甲獅子というありそうで少ないジャンルです。
現在の縞甲の主流が『太陽』『海吉』のような広葉ものですから、この獅子はこの手の先取りと言えそうです。 
萬風賞「剣岳」千葉県 西廣信夫さん
千代田城のような柄に白覆輪の大覆輪。さらに甲竜を現すという新しさ。
展示品全体の中でも異彩を放っていました。
萬風賞『光陽』長野県 山際幹男さん
長野県のベテラン名作者では大体の方が受賞されていましたので、山際さんは念願の初受賞となりました。
葉姿が乱れがちな本種が見事に端正に仕上がっていました。 
萬風賞『波涛』新潟県 林浩則さん
父君に負けず劣らずの名作者ですね。
各葉にしっかりと総雅糸竜を現し、ボリュームもありパーフェクトです。 
 萬風賞「外輪山の図」鹿児島県 船附正章さん
大葉の名品『外輪山』に図を現した新品種です。
葉幅も広いので図と曙斑が良い具合に共存しています。
来シーズンには登録の予定があるそうですので、腕に自信のある方は棚入れの候補におすすめです。