2015/05/25

5月25日 聖雲殿(縞)、凛峰

『聖雲殿(縞)』
今まで『聖雲殿』の縞は色んなところで見てきましたが、覆輪ものに見られる緊張感が無く、葉肉が薄いものばかりで、仕上がった木を見たことがありませんでした。


 ウブ5才のこの木がようやくそれらしい葉を見せてくれそうです。
いずれは縞覆の子が採れることを夢見ていますが、とりあえずはこの木を飾れる姿にしたいと思います。
「凛峰」
平成2年に内野翠苑が偕楽園芸から入手した鹿島実生、命名は内野さんと近藤さんによるもので、未登録品です。
数年前の萬風展に「玉舟」という酷似した実生が展示されていた記憶があります。
木としては葉繰り良く、襟組と葉姿を主に見る品種です。
当園に完覆の木もあるのですが、今作は芸が進み葉肉が乗りそうなので秋の仕上りが楽しみです。

2015/05/23

5月23日 寿松(千代田覆輪)

当方でも実親の交配がスタートしました。
気分的にはあと一ヶ月くらい待ってほしいですが、そうも言っていられず、花粉の合う♂木を使って交配してます。

写真は千代田羅紗の銘品『寿松』の千代田斑が端に寄って千代田覆輪になったものです。
この親木からもう5〜6本子をとりました。 
こうやって見ると完全に羅紗ですね。
『玉松』よりも良い羅紗地をしています。

こちらは割子を一作した2才。 
千代田斑がはっきりと見えます。
もう少し各葉に深く覆輪がかかるようだともっと面白いのですが…

2015/05/14

5月14日 絆

これは生え3才の時に作出者の久光さんから買い入れ、前島さんと私の共有になっている羅紗実生「絆」です。
交配は♀F1D×♂リ101。
面白いところはリ101らしさがないところです。
葉姿のシルエットは木の中心あたりを眺めているとボンヤリとこんな感じかなぁとイメージできますが、ちょっとだけ「一鼓」のイメージと被ります。 


地合いも粗れてきており、芸は熨斗雅糸になると思います。
今年は作がかかる予定なので秋にどんな変貌を遂げているのか非常に楽しみです。

2015/05/12

5月11日 聖富貴(縞覆輪)

古典品種になればなるほど貴重になるのが縞覆輪という柄です。
『長命楽』の縞覆である「坂東錦」、『瑞兆』の縞覆などは現在では探しても見つかりません。
昨年「天宝」の縞覆輪を多賀さんから回してもらって2本扱いましたが、これも大変に希少な品でした。
今回紹介するのは『聖富貴』の縞覆輪です。


これは蹴込み縞ではなく、はっきりとした縞柄があります。
新芽も動いてきたばかりですが、しっかりと縞柄を含んでいるように見えます。
『富国殿』の縞覆は見た事がないので、この『聖富貴』縞覆を仕上げてどんなイメージになるのか見届けたいと思います。

2015/05/09

5月9日 悠久

私と共に万年青人生を歩んでいる実生「悠久」です。
作出者は吉田さん、売ったのは多賀さん、買ったのは私、と当才の時に業者から業者へ転々とした実生です。祥V晃2×王吉3。
毎年春先に今年は本芸が出そう!と言いながら稚葉だけ優秀な木ですが、今年こそは期待しています。

葉先付近の縁が折れているのが気に入りませんが、なかなか雰囲気のある三角葉です。 
特にこちら側は今まで見せなかった葉肉が乗ってきました。

一昨年の秋まで初根が付いているのが自慢だったのに、昨年の春に見たら急に芋傷みが入っていました。
大谷式で治療して、この春に見てみたらほぼ完治していました。

2015/05/07

5月7日 武陵(縞覆)

数年前の萬風展に出展し、その時のコメントで来年への布石として出品と書いたにも関わらず、その後仕上りに満足できませんでした。

今年は稚葉の感じからしてかなり良くなりそうです。
この品種は至芸を現わさないと粗れ地を堪能できないので、緩めずに作り込みたいと思います。

2015/05/01

第9回 草匠展

明日から、5月2、3日(土、日)
安曇野市にあるスイス村の隣、サンモリッツで山野草、万年青、東洋蘭などが展示即売される、信州草匠展が開催されます。 

初日は9時〜17時、日曜日は16時までです。
ご来場お待ちしております。
出店業者は当園だけです。