2015/06/29

業者組合 夏の研修旅行

日本おもと業者組合のHPのトップページにスナップ写真がアップされています。
日本おもと業者組合
うまく表示されない方は再読み込みすると見れると思います。

今回の旅行では4件のお棚を拝見させていただきました。
印象に残っている木を数点紹介します。
関戸さんのお棚から
「羅紗千代田実生」
葉尺、斑のきれ、型、葉芸とどれをとっても理想型に近い逸品でした。

篠崎さんのお棚から
「峻雪」
覆輪が素晴らしい。
上質なシルクのような地合いです。

2015/06/22

6月22日 麒麟錦、萬玉、武陵

毎週土曜日の夜にNHKで放送されている「ブラタモリ」。
毎週楽しみに見ているのですが、先日の「小江戸・川越」というテーマの放送の中で「喜多院」が紹介されました。
天海が住職を務めていた頃、大火でほとんどを焼失し、三代将軍家光の命で江戸城内、紅葉山から客殿や書院が移築されたそうです。
その中には家光誕生の間もあり、格天井には様々な花模様が施されているのですが、その中に万年青も描かれていました。

「麒麟錦」
芋吹きから作ってようやく納得のいく姿になってきました。
この品種も古いのですが、未登録で、定期的に今年は登録されるらしいという噂だけが聞こえてきます。 
こうやって作っていると熨斗に特徴があり、中々面白い木です。 
次世代のホープ「萬玉」です。
対比される『円心』よりも葉肉に厚みがあり、厳しい雅糸竜も現わしますが、芸質は若干柔らかいといった印象。
『富国殿』と『天光冠』なら『天光冠』寄りでしょうか。
画像では分かりづらいですが、縞ははっきりと確認できます。
親木は縞が縁に寄った木だっただけに、もっと柄が進んでほしいところです。 
『武陵』
凄いボリュームのある葉を展開してきました。
左側の鎌葉が気に入らないですが、今年の秋は展示しようと思います。 
柄が派手になってしまい、地合いの良さは消えてしまいました。

2015/06/16

6月16日 芋吹き 色づけ〜本植え、松井実生

当方では先週から芋吹きの本植えが始まりました。
まずは箱出し、俵のまま仮植えをして色付けします。
この時に水を遣りすぎるとせっかく吹いてきた新芽が水を含みすぎて潰れてしまうことがあります。
俵の水分で足りますので、鉢底を湿らす程度にしましょう。 

本植え。秋までこの状態で管理します。
当園では芋回りに自家製の水苔を巻き、ポット鉢で管理します。
植込み材料は加賀軽石。
乾き具合を見ながら一鉢一鉢水遣りしていきます。 

芋吹きは万年青で最も繊細な管理が求められます。
水の遣り過ぎは芋抜けにつながり、また水が辛すぎても新根を止めてしまい、結局は苗木の傷みにつながってしまいます。
ロス無く良い吹きを作れるか否か。腕の見せ所です。 

故松井久さんが遺していった羅紗実生です。
今年4才で中々面白い葉芸を現わしてきました。
葉姿もずんぐりとしており、葉肉が増してくれば面白いと思います。 
二面雅糸を現わしています。

2015/06/06

6月6日 関戸実生、鳳凰海

2015.1.14blogで紹介した関戸実生です。
私も経験年数を重ねてそれなりに万年青を見れるようになってきましたが、いつになっても欲目が抜けません。
これも新葉に柄があるように見えてしまっています。 
「光陵」や『玉雲』なども新葉の時に覆輪気のように見える事がありますが、これも同じような現象なのでしょうか…。 
「鳳凰海」一本物の胡麻斑縞甲です。
とにかく斑の冴えが超一流です。 
丸止めなので新葉も愛嬌があります。
このまま葉元まで広くなっていったら夢があるなぁ、と思いながら眺めています。