2015/08/29

8月29日 絢華

以前1本ものの時に萬風賞を受賞した「絢華」の初子4才木です。
萬風賞をとった木よりも葉幅をひいて力強くなってきました。 
何度か紹介していますが、作出者は上越の高橋さん。
交配は♀「外No.4」×♂「N大宝(大野大宝)」です。
紺性は標準〜やや淡めで粗れ地。
葉芸は『楼蘭』に似たところのある小型種です。

以前からもっと葉幅が出る木だと思っていましたが、やはりその通りになってきました。
当園の作でこれだけなので、作る棚によってはさらに葉幅をひくのではないかと見ています。
羅紗の次世代を担う品種の一つでしょう。

2015/08/19

8月18日 円心、青軍団

『円心』
これは近所のお客さんとの共有品です。
4枚葉1本根の割子苗デモ木から二作かけたもので、根は降ろすものの葉は剣葉ばかりでほとんど動きませんでした。

今年芋切りをしたところ、小さいながらもようやくそれらしい葉を繰り出してくれました。
嬉しいことに覆輪がほとんど完成しました。

ここからは私の青軍団の一部を紹介します。
『長春閣』
葉幅もひいて本芸を現わしてきました。 
『積雲』
覆輪ものは親木になると結構作が難しいですが、青は作が容易です。
葉芸はまだ若いですが凄い葉幅です。 
『雲鶴』
これは珍しいと思います。
特徴の三角葉を繰り出しました。
この葉で重ねてみたい。 
『愛玉殿』
縞木です。
葉幅をひいて葉姿が詰まって私の理想とする『愛玉殿』の姿になってくれました。 
子には最上柄の縞を現わしています。 
『翠艶』
これも4才でようやく本種らしくなってきました。
本芸は来作でしょうか。 
『天童』
これはデモ系です。
少し覆輪気が見えます。
艶消しで粗れ地に近い。本芸を現わすとボクボクとした地合いを見れるのでしょうか。

2015/08/17

8月17日 舞鶴城、光陵、緑雲芋吹き

『舞鶴城』春先に虫傷を付けてしまいましたが、白さが出てきれいに仕上がりました。
この品種は葉が垂れるきらいがあるので、葉受けリングでできるだけ矯正しながら作をかけています。 
「光陵」
ここ数年は年を追う毎に作上がりして今年の萬風展に出展しましたが、今作は葉数が増え、三角葉を繰り出してさらに魅力が増しました。 
それにしても本当に良い木だなぁ、と惚れ惚れして眺めています。 
芋吹き観賞
『緑雲』
葉に緊張感があり、縁はビシッと内にはしかみを現わしています。 
この品種の縞木は地合いものとしてみれる程に粗れた良い地合いをしていますが、覆輪ものでも若木の間はその地合いが確認できます。
これは今年の萬風賞を受賞された百瀬さんの『緑雲』美術木です。

2015/08/08

8月8日 太楽縞、円心、妙峰芋吹き

縞は大分沈みましたが、『太楽』の縞木です。
三年葉が付いて納得の出来映え。
秋まで下葉が保って欲しいところです。

この葉肉の厚みと葉芸はやはり広葉総雅糸タイプの王者の風格ですね。
これだけ作がかかるのなら覆輪の木も同じように一本作ってみようかな、と思っています。 
『円心』
これはもう何年も当園にあり、ずっと傷んだりして小さかった木です。
実は覆輪気があります。
2年くらい前に傷みが癒えた様子だったので、本格的に砂利植えで作をかけました。 
良い芸ですね。
伸びる時期にはグングンと葉幅が広くなっていったので非常に楽しめました。 
芋吹き鑑賞
『妙峰』
親木になると葉先が尖りますが、芋吹きは丸止めです。
愛嬌という点ではそんなに良いもんじゃないですね。
紺性はやや淡め。黄味を帯びた深覆輪は芋吹きの時から現わしています。

2015/08/04

8月4日 芋吹き 錦花、旭翠 競作

『錦花』
白粉をはたいたような糊をひいた地合いで、まるで胡麻斑かと思う程です。
これを浮き地というのでしょう。
実親「出世鏡」の遺伝子です。 
ふっくらとした葉姿、艶消しの地合いで葉肉に厚みもあります。 
このしかみが熨斗、雅糸竜へと進展していきます。
万葉さんもブログで紹介していたので、競作の途中経過を紹介します。
『富国殿』
小さな苗からで苦労しましたが、ようやく形になってきました。

『舞子』
下葉を4枚焼いてしまい、2枚は落ちました。
ですが丸葉を繰り出し、この木も本種らしくなってきましたね。
ここまではどちらも標準的な作りをしてきましたが、来作から思いきって肥料を施そうかなとも考えています。