2015/11/25

第70回日本おもと名品展

今週末はいよいよ日本おもと名品展(全国大会)が開催されます。

日時 11月28−29日(土-日)
場所 東京都 上野グリーンクラブ
主催 (公社)日本おもと協会
主管支部 東京支部

今年度の美術品展示会の集大成です。
目を磨くチャンスです。
棚入れのチャンスでもありますので、ご都合の合う方は是非足を運んでみて下さい。
お待ちしております。

2015/11/20

11月20日 残雪(智道口)、根

大ベテランの小林智道さんのお棚を拝見させていただきました。
画像は昨年の農林水産大臣賞の『残雪』です。
相変わらずの素晴らしい図性。 
こちらは数年前に殖えたものだそうで、同じく素晴らしい図を現していますが、いずれも子には図があまり多く現れていません。
年を追う毎に図が昇華していく系統のようです。
「売り前を良くしてから出してやるからな」とおっしゃっていただいたので、以前から予約されている方々にはもうしばらくお待ちいただきたいと思います。 
ちなみにこの地植えになっている株が総親だそうです。
夢がありますね。 
名品展に出品するために『舞鶴城』を鉢から抜いてみたところ、根がもの凄いことになっていました。
元々根降ろしの良い品種ではあるのですが、それにしても状態が良いので驚きました。 
8.0号鉢にも植わらないので、この木の出品は諦めて別の木にします。
芋根の展示会なら特別最優等をとれそうですが…。

2015/11/10

11月10日 興山、萬玉、玉賜

「興山」
来週発行されるカタログの表紙に掲載する羅紗実生です。
広葉熨斗二面、親木になると彫りの深い雅糸竜を現す面白い木です。
以前、若手の山村さんが萬遊会に素晴らしい親木を展示されましたが、他のお棚ではそれよりも一回り小型に出来ているようです。
「萬玉」
現代の未登録品のスターです。
作出者は松岡さん。
葉の表面を彫刻刀で彫ったような雅糸竜を現します。
成長期には葉の裏から見るとはっきり縞が見えたのですが、ここにきて沈んでほとんど見えなくなりました。
この品種は葉肉が厚いので、柄が沈みやすい傾向にあります。
ですが、この愛嬌だけでも眺めていられますね。
「玉賜」
私の作っている4才木です。
中々葉が保たず、完成してくれません。
葉尺ももう少し詰めて作りたいところです。

2015/11/05

秋のおもとサロン

11月7日(土)は両国ビューホテル(10月まではベルグランデという名称でした)
にて当園の恒例イベント、おもとサロンを開催します。
30点程の展示と各種の売品を揃えておりますので、是非遊びにいらしてください。
尚、日本おもと名品展への出品がある方も作品をお預かり致しますので、持参していただければ受け付けます。
皆様のご来場、お待ちしております。

2015/11/03

11月2日 富国錦、悠久

『富国錦』
結構な芋傷みがあった親木を苔で包んだまま鉢に差して3年間くらい普通に肥培管理していたところ、気が付いたら美術木になっていました。
大した手入れもしていなかったので、相変わらず根落ちも多く、芋傷みも治っていませんが…。
葉芸も葉姿も良く、私の中で強く印象に残っている、長野の名品展の時の松本さんの木に近いような気がします。
葉幅がやや足りないか。

松本さんの作品



一応比べてみましたが、松本さんの木ほど洗練されていないものの、やはり中々良いのではないでしょうか。
葉幅は全く足りていませんね。
これが健全な木だったら最後まで緩まずに作がかかったと思います。


 「悠久」
一昨年の秋まで初根付きだった木が昨年の冬の間に傷んでしまい、もうダメかと思っていましたが、大谷式で治療したところ完治しました。
今まで見せなかった葉芸も現わして、老木の味が出てきました。
若いうちに割子で2本殖えましたが、その後殖えていないので、来作は芋切りをしようと思っています。