5月27日 旭翠、舞鶴城

当園の『旭翠』が若木ながら充実してきました。
2枚目の写真は縞覆。いずれもこのまま順調にいけば3年葉を保った木になります。 
普通の羅紗は3年葉を二枚ないし2年葉を全て保ち、葉幅をひかせて本芸をさせれば完成形になります。
しかし、本種のように直線美を、また『富国殿』などのように曲線美を重視する品種は、やはり3年葉〜4年葉を保たなければ、真の完成形とは言えません。 
それを踏まえて、昨年の今泉先生の作品を見てみるとさすがです。3年葉を全て残した上で、全ての葉に至芸を現わしています。
水掛けをもっともっと研究していかなければなりませんね。
『舞鶴城』
この木は昨年秋に'15.11.20blogで紹介しましたが、恐らく根が100本くらいあります。
他の大葉よりも遥かに早く新葉が上がってきています。
芋根を作ることがいかに大切か教えてくれます。

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