7月19日 千代田羅紗獅子、大象観実生、舞子

この三連休は関東からお見えになった方々と北信越のお棚巡りをしてきました。
各棚で心踊る万年青に出会いましたが、その中でも、これが印象深く残っています。
当才生えの千代田羅紗獅子。
ここまで三拍子揃った生えは初めて見ました。
千代田バブルの時代ならこの状態でウン百万で商いされたことでしょう。 
今後どうなっていくのか、注目していきたいと思います。



ここからは当園の万年青を紹介します。
これは当園で生えた♀大象観×♂赤松1号の大葉実生、生え5才。
葉姿は母木である『大象観』に良く似ており、縞覆輪になりつつあります。
葉尺40cmに対して葉幅が10cmと広く、葉にしかみもあります。


葉尺はこのままで、さらに葉幅をひいてくるようだともっと面白くなりますね。
千代田系をかけたので、縞や覆輪が雪白になるのではないか、と期待しています。
虫疵はご愛嬌ということで。笑

『舞子』
下葉の焼けがなければなぁ、と思いながらも、中々の完成度に満足しています。
もう一枚繰りそうなので、それがしっかりと芸を乗せ、伸び切ってくれればさらに見応えが増しそうです。

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